ガレリアの地下迷宮と魔女の旅団 ネタバレ感想その1(ダンジョン3まで)

死ぬほど楽しみにしてたゲームがとうとう出た。

出ないと思ってたのに出て、しかも今んとこ完璧に面白いので戸惑っている

 

以下ネタバレあり。

1つ目のダンジョン~3つめのダンジョンまで。

 

 【ストーリー】

今のところは普通~良。いつもの魔女シリーズって感じで凄く良い。

あと主人公がいい子すぎる。いい子すぎてひどい目にあってほしくない…あうんだろうけど…

登場人物がババァとマトリョーシカみてえな幼女(ミズハス枠)とオッサンとレズババァとモブレズしか出てこねえ。大丈夫か?前作は完璧な主人公と完璧なヒロインが居たんだが…と思ってたら屋根裏から臭そうな浮浪者が登場してオールオッケーになった。

ループものなのかな?ユリの夢はどう繋がっていくんだろう。

配役の話をしたり、女中が事あるごとに「私の領分ではない」みたいな事を言っているから”誰かが配役を変えつつ、好みの結果になるまで繰り返している劇中劇”みたいな話なのかなあと今のところは想像している。今視聴している”ひぐらしのなく頃に”に引っ張られすぎか。

オババ様が「変わらないね…」みたいな意味深な事言ってるのも気になるけど、ガレリアにユリ以外の女の子が来ているというのも気になる。単純にコーレイトウを扱う適性が無かったという話ならいいけど、オババ様意外と好きだから実は悪人でござったみたいな展開は嫌だなあ~。全部掌の上なのかと思いきや奇品に関しては意外と探り探りだったり良くわかんない。

また、トロフィー芸も素敵なクォリティ。特に一番最初に取得することになるトロフィーはメタジョークとして最高。ブラック企業かな?

マルドールの衣装箪笥、フランツの収蔵品目録、テストラントの首飾り、エストメダル】(奇品の名前。反転)と人物名+家具になっている。
所持品と考えるか【魔物だけじゃなくて奇品も元は人間?】(反転)みたいな事も考えてる。

あとパッケージのユリかっこよすぎない?別人なのか、これから頼もしくなるのか。
視点がこちら(プレイヤー側)を向いているのも何か意味深。
今までのルールから行くとレキテーちゃんしかりコーレイトウちゃんが”俺”なわけだけど、それとは別な発展をするのかなとか色々妄想がはかどりますね。

【DRPGについて】

まあ面白い。いい意味で何も変わってない。

戦略性より稼ぎやドロップ運、ゴアクリティカルでなんとかなっちゃうバランスはちゃんと継承していて、壁壊しを含めた探索の楽しさやシンボルエンカウントによる快適さ。何より『泥の脱出口』によるダンジョン奥地に居ながらすぐに帰還し、ステータスを全快させて同じところに戻ってこれてしまう他のDRPGには絶対にないシステムが最高に楽しい。その代わりデスエンカや1ミスの即死も多い事でバランスを取っている。この辺が素晴らしいと思う。

前作がどうだったか忘れてしまったのだが、全滅した場合、多少の金銭とキャリーオーバー経験値、マナの全てしかロストしないので「最悪全滅してもええわ」という甘えが産まれている。この辺はとっつきやすさやストレスを感じさせない方向にかじ取りをした結果かなと思うので好みではないけど問題なし。

ディスガイア+DRPG+ハクスラというようなバランスの今シリーズは、とにかく上手に稼いでレベル上げて物理でぶん殴るという頭の悪い構造が前作では非常に面白かったので、そこを変えなかったのは本当に偉いと思う。

 

前作ではダンジョンごとに多少のサブストーリーがあり、それもまあドギツくてキモい話が多く好みだった。今回は3ダンジョン目に来ても本筋の話にしか関連していないのが残念である。まだ序盤なので、今後に期待。

また、景色も色合いを変えて装飾品をちりばめただけになっているので、今後に期待したい。魔女百2の失敗を繰り返すようでは「流石下から数えて日本一ソフトウェア」と言ってしまいかねない。

 

とりあえず前作ルフランはDRPGとしてもADVとしても完璧な面白さなのでまだやってない人は是非プレイしてもらいたい。今安売り中なので。感想その1終わり。