実写映画 バイオハザード ウェルカムトゥラクーンシティ 感想

超面白かったです。

原作へのリスペクトがあるんだか無いんだかわからない作品。俺はあると思うけど無いと思う人の意見を聞いてると確かに…と思ってしまう。そんなバランス。

2時間ずっとゲームの画面を見ているような映画で、美術さんは超頑張ってると思うけど、急にショボいCGのゾンビーヌが出てきたりもする。要するに予算不足は感じる。

見に行こうかなと思ったのが公式HPのこの画面で、

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全体的に誰だよ。
特に

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誰?ライフライン

ということで仲間内でポリコレバイオと揶揄しながらも冷やかし半分で見ることに。

ラクーンシティ題材なのにしょっぱなからクリスもクレアもウェスカーも居て最初の10分で大幅にストーリーを改変していることは理解。30分でストーリーどころかB級ホラーとして作っている事に気づいてちょっと笑ってしまった。カプコン良く許したね。

ホラーは全てチープなデカ音ビックリ系で全然怖くないし、バイオ2のストーリーはマジで無。アンブレラがやらかしてラクーンシティにGウィルスが蔓延しちゃいそうです。ってストーリーだけは忠実。それ以外は全部違う。
マジで無なのに、ちゃんと地下駐車場が見たことある駐車場だし、そこでゾンビーヌが出てくるし、駐車場のそばに武器庫があるし、ヘリは落ちるし、クリスは胸筋が引っかかって細い道通れなくて死にかけるし、(バレ反転)ハートとクローバーとスペードとダイヤのカギ全部セットで手に入れるし、最後にレオンが急にロケランぶっぱなしてタイラントを殺して終わる。

もうめちゃくちゃ。めちゃくちゃすぎるのにところどころがバイオに超忠実だから脳が混乱してしまう。ずっとニコニコしてたら終わった。2時間あっというま。

レオンがマジのヘタレ野郎だったり、ウェスカーは名前が同じだけの違う人だったりするから原作レイプ作品だとキレてる人が居るのもわかります。減点式で見れば-100点、加点式で見れば8億点の映画だと自分は思いました。

バイオ2(リメイク含む)はやったけどシリーズ全部やったわけじゃねえなあくらいのふわっとしたバイオファンは是非見に行ってほしい、楽しいB級映画でした。