面白いです。2021年最高級の驚き。
ネタバレはなるべくなし。
8時間～10時間くらいで一通りクリア出来るくらいのボリュームだと思います。
このゲームは"pony island"作者の新作です。
pony islandは、『悪魔が作った糞ゲーをプレイしてしまったプレイヤーが魂を取られないように頑張って糞ゲーをクリアする』というゲームで、これもめちゃくちゃ面白…面白くは無いんだけど演出とか試みとかが最高のメタゲーなのでおすすめします。
かわいいポニーちゃんに思う限りのグリッチを積んで最強のポニーちゃんを作ろう！
非公式日本語化パッチもあるようなので興味ある人は遊んでみてください。短いし500円です。
やっとInscryptionの話に入りますが、そのponyisland作者の新作です！
どんなゲームなんだろうとワクワクしながら起動すると、Slay The Spireのようなデッキ構築型カードゲームが始まりました。
立ち上がって休憩することも出来るようです。
部屋の中には意味深なものがたくさんあって、アンティークを触ってリラックスすることもできます。
針を回して遊んでるうちになんか鍵が出てきた…
何に使うんでしょうね…
とりあえずカードゲームをします。
なんかカードが喋りかけてきます。怖いですね…
Pony islandも、次作のThe HEXも、どちらも題材や演出に振り切っており、ゲーム性はお世辞にも面白いとは言えませんでしたが、Inscryptionはゲームとしても完成度が高く面白いのでかなり人に勧めやすくなったと思います。
ただし、SlayTheSpireのような無限に遊べるローグライクカードゲームだと思って購入するのはおすすめしません。あくまでもpony islandのような演出のいいメタゲーだと思って購入することをお勧めします。
カードゲーム部分も、ローグライクのような実力と運半々というわけではなく、基本的にミスが無ければクリア出来るように出来ています。
最初の手札はコストが低い順に整列して引けるようにある程度制御されていますし、チート級のアイテムをゴロゴロもらえてすぐ補充されます。ボスのギミックや演出が毎回面白くてそちらに集中しても良いくらいのレベルデザインが見事でした。
もっと褒めたい部分が100個あるんですけど、何を喋ってもネタバレになりそうなので後日ネタバレ版の感想でお会いしましょう。
まとめ
・2021年を代表する雰囲気ゲー。おすすめ。
・手ごたえのあるデジタルカードゲームやローグライクではない。あくまで雰囲気ゲー
・音楽やビジュアルデザイン、プレイフィールなどは文句なしの満点。クリアした人同士で語り合いたくなる作品。
エンディングを迎えはしましたが、別エンドもありそうなので見つけた人は教えてください。
