友人の勧めもあり遊んでます。
先日のガチャ当たりが6%期間に始め、やっとエデン条約編三章を超えられました。
私はソシャゲというか継続的に遊ばせるためのストーリーの引き伸ばしが大嫌いなので、いちいち話の腰を折るワイバーンだとか、最終決戦前に敵の死体から鎧を剥ぐお使いだとか、そもそもガチャで良いキャラが出ないとストーリーを読むために過酷なレベリング作業を求められたりだとかの時点でギブアップしますが、ブルアカはそのへんにうんざりしている人が作っている印象で、レベリングや序盤のワイバーンはあるにしろ許容範囲内で、最近追加されたストーリーはとにかくシナリオで勝負しているのに加えて戦闘や体験を演出としてうまく組み込んでいます。特に2話後編は王道好きには最高のシナリオでした。
体が異常に強く重火器で戦うキヴォトスの生徒は、パッと見では人間離れしたファンタジーのヒロイン群ですが、実際にはティーンの未熟さ、青さを内包していて、先生(プレイヤー)がそれを導いてあげる。という構図が非常に良くできています。主人公はあくまで教育者としての添え物で、主役は常に生徒で一貫しているのが好みですね。
お話のテンポ感が非常に良く、先生と生徒には既に信頼関係が築かれている前提なのがそれを実現させていると感じます。生徒間や学校間の関係性に素早くスポットを当てて、無駄に間延びさせずに美しいスチルを何枚も使って盛り上げてくれる。令和のサウンドノベルとしてこれ以上ない完成度でした。
いわゆる盆栽ゲーで、生徒の育成のためには気長なスタミナ消費が求められますが、一度クリアした戦闘は完全にスキップ可能で、クリックしたあとに戦闘を見る待ち時間がありません。一日分のスタミナを10秒で使ってタスクキルでレベリング可能だったのはかなり助かりました。
育成ゲームとストーリーはほぼ分けられており、エデン条約編3章後半までは極論アカウントを作ってすぐに全部見れるようになっています。ですが、そこから先はレベル40〜45が要求されるので、一分起動してスタミナ使って消すという日課だけは予めこなしておく事をおすすめします。
あと、ガチャ石が異常に配られるのでストーリー三話を読み終わる頃には10万円分ほど石が溜まっていました。これでストーリー中に活躍したキャラを引いて、デートイベントなどのサイドストーリーを楽しめますし、課金させる理由足り得るので商売も上手だと感心しました。サイドストーリーは漏れなくお色気要素で、ストーリーとは別人なんじゃ無いかと思うほど先生が気持ち悪くてとてもおもしろかったです。
これまでのソシャゲによくある「ここからここまでは面白いからそこまでは耐えろ」ではなく、「面白いものを最初から提供しておくので、余裕あったら金使ってね」というのが好印象だったので、ソシャゲで括って嫌悪するような真似はただの食わず嫌いだったなと反省しています。面白いゲームは面白いし、つまらんゲームはつまらん。
ウイが好きです。ストーリーだとコハル。
以下ストーリーのネタバレ感想編集中