このゲームはOneshot、Outerwilds級の人生一度きりの体験シリーズなので遊んだ後に読まれることをおすすめします。
信じてください。
- 燃え尽きた少女
- 幸せなテディ
- 捨てられた殺人鬼
- なんでもお手伝いします
- 歌う機械
- 恥ずかしがり屋の今日の顔
- 赤い靴
- 蜘蛛のつぼみ
- 宇宙の欠片
- 銀河の子
- ポーキュバス
- 女王蜂
- 歴史の階完全開放
- 死んだ蝶たちの葬儀
- 技術科学の階完全開放
- レティシア
- 文学の階完全開放
- アルリウネ
- 芸術の階完全開放
燃え尽きた少女
初めての幻想体バトル。初めての「おお~そうくるか」の瞬間(前作幻想体が出てくる事は察してましたが、こういう形で来るとは)。思い出深いですね。
ここまでの敵体力が30~40だったのに対し、500という数字に面食らいます。また、本来全快から始まる敵の光(マナ)は0から始まり、1ターンに1つずつ怪しく灯っていきます。そして全て貯まりきると…
死にます
パッシブ効果を読むことさえできれば、「前衛のマッチを2体倒せば良く、混乱が5と紙なので3ターンに一度本体を殴って詠唱を止めなければいけない」という事が判明します。すなわち、よく読めというチュートリアルがここで行われているんですね。
幸いマッチはかなり弱い行動しか取らないので、わかってしまえば余裕ですが、「体力が500~~~!?????」の先入観により一瞬で諦めて放置してしまいました。
ストーリーを進める通常戦闘はデッキ構築と力押しのほうが大事な印象ですが、幻想体バトルはLobotomyから受け継いだ「他者を理解する」事が本質となっているという演出が素晴らしいですね。
幸せなテディ
前作はEGO集めしてるときに一瞬だけお会いした幸せなテディ、前回管理方法は『同じやつが二度連続で作業しない』でした。
今作は「遊ぼ~」って襲い掛かってくるこいつをマッチ進行(相手をする)し続けると
ハグしてきます。
昔持ち主にたくさんされてうれしかったであろう抱擁を大好きな職員にしてあげてるだけなのに、力が強すぎて相手が死んでしまうという可哀そうなバカでした。
こういう幻想体好きです。
捨てられた殺人鬼
人間の尺度では最悪の殺人鬼も、文字通りバケモンの巣窟であるL社では最弱…
普通に戦っても大したことないですが、火傷など次ターンに持ち越せる状態異常を付与することで無になります。悪いけど幻想体の世話で忙しいから一般人は帰ってくれよな。
なんでもお手伝いします
ダイスが少なく、打点が高い攻撃を打ってくるので、防御カードのチュートリアル。
こいつらってお掃除ロボットが「人間が一番汚いっショ!笑」で殺しに来てるのかな
歌う機械
急に難しくなる。(書いてあることが多くなるので)
3ターン目に全員が歌が欲しい!!を打ってきて
これに被弾すると機械に入れられて1ターン行動不能&体力最大値の30%ダメージ。
これと同時に
ダメージを与えられない場合混乱し、自らが機械に入る行動も行う。
この特殊ターンじゃないターンもそこそこ強めの行動を行うので、特殊ターン用に光とカードを残しておけるかどうかがキモ。
1人入れてしまえばそのターンはダメージが通りやすくなるので、装備が強ければ1人くらい拘束されても殴り勝てるのかも。
前作では即死持ちの超めんどくさいバカアホ幻想体だったのに1ターンしゃぶって返してくれるなんで優しくなったなあ。
恥ずかしがり屋の今日の顔
前作こいつが来るタイミングが早かったのでかなり面倒で印象深いキャラでした。
カードバトルでこいつを表現できるか?すごいな…
後ろの奴が笑顔なら2点ダメージ、怒ってるときは16点の致命的なダメージ。
パチスロで鍛えた目押しで笑顔を狙いましょう。
赤い靴
出血攻撃を主にしてきて、右の靴は出血状態の奴を優先的に狙ってくる。
ただし、右の靴の移動速度が1で固定なので、最初のターンで出血にならなかった奴がこいつとマッチし続ける必要があります。
”マッチを取る”という仕様を理解しているかどうかのテストみたいな戦闘でした。
幸い柔らかいので、それさえ守ってりゃ楽勝…かと思いきや普通にカードが強いんですよね…
蜘蛛のつぼみ
子供を倒すと親が殴ってくるが、その時にしか攻撃チャンスがないというよくあるギミック。
前作は勇気(体力)上げにお世話になりました…
特になし
宇宙の欠片
パッシブスキルは超シンプルに『混乱ダメージ2倍』のみですが、とてもたくさんのギミックがあります。
悟りというデバフカードをこちらに付与する効果。
悟りはそれ自体がかなり優秀な防御カードですが、手札にある間は混乱抵抗値の最大値が半分になるデバフを付与されます。
しかし2ターンに一度打ってくる異界からのエコーは悟りがある場合無効化できるので、貫く+(悟りの)混乱最大値減少+(パッシブの)混乱ダメージを耐えながら、少しずつ削って行くように倒せるはず。
装備が弱いと貫くで混乱→異界からのエコー無効→貫くで混乱のループでただただ嫌がらせしてくる謎のボスでした
銀河の子
倒された後、2ターン後に復活する効果を持っているが、そもそも使ってくるカードが強いせいで普通に戦ってるとキツい。結局どっちかを先に落とすほうが楽だった。
ポーキュバス
設定もビジュアルも一番好きな幻想体。
かわいい~刺されたい。
これを付与してきます。
持っていると光1回復、しかし3枚集めると爆発。
何もせず、「相手にとてつもない幸福を与えて依存症にして相手が死ぬのを待つ」ポーキュバスにピッタリの効果。こういう表現がうますぎんか?
ゲームが進行してきてパワーカードが多くなっているので相手も強いけど何回かやれば勝てました。
女王蜂
歴史の階もクライマックス。4体目は女王蜂でした。
前作ではあまりにも厄介すぎて取った場合リセットしてましたが、本作でもその凶悪さは健在です。
こちら側に死者が出ると雑魚を1体増やし、基本的には雑魚で攻撃してきて自分は何もせずバフに徹するタイプのボスです。
胞子スタックの数に比例して火力がどんどん上がっていくので、短期決戦が求められますが、死人が出ると雑魚が増えるため非常に厄介です。
この辺から必殺技のような扱いで広域ページを使用してくるため、広域ページ対策も求められてきます。合算ならダイスの数が多いページ、個別なら打点が高いページをそれぞれ用意する必要がありますが、まだ致命傷になるような攻撃は来ないので最悪受けても平気でしょうか。
これもギミック自体は難しくないのでステータスとカードパワーで頑張りましょう。
歴史の階完全開放
初めての完全開放戦。ボスラッシュの楽しさよりもアンジェラのコスプレに目が行きますね。
1時間近くかかる長期戦になることも珍しく無いのに、5体目に未知の幻想体が出てくる。恐怖とワクワクが両立しているような、Lobotomy超えてきてんなら頑張れるだろ?というファンへの一種の信頼がないと出来ない事だと思います。
ただこの階はボスラッシュ体験版みたいなもんで、削られた状態で5体目の「緑の枝」を初見でどう対応するか。というところが肝になっています。
これでもかというほどパッシブスキルが書いてあり、こういうの良く読まない人には地獄のような難易度になりそうですが、結局のところ「蔓の壁を5つ処理したあと、2ターンの間は殴れるのでその間に殴り殺せ」です。
また、そこまで強くないまでも本体が広域個別カードを使ってくるのでそこの対応方法がわかっていないこの段階では意味不明な被弾によって窮地に陥ることもありました。
結局打点が高い行動をしておけばいいんですけどね
そして勝ったあとはEGOカードというEXデッキがプレゼントされます。
条件付きでコストが異常に高いとはいえ、この段階では超パワーカードなので一気に景色が変わりました。
特にマッチはムラがあるとはいえ負け確の試合を逆転するほどのパワーがあり、かなり世話になりました。
神ゲーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!#Library_of_Ruina pic.twitter.com/tPJjBKPziI
— のす (@nosunosu) 2023年1月29日
脳汁ドバドバ出た。
死んだ蝶たちの葬儀
文字ちっさ!!!先頭のダイスで被弾すると速度ダイス(1ターンに出せるカードの上限)が一個封印され、勝つと相手側の速度ダイスが封印されます。なので運ゲーを回避するためには打点8以上が確定するカードでマッチしたいところ。
また、全て遠距離攻撃ということも重なってとにかく打点の高いカードさえ用意すれば後衛を倒すのも難しくありません。遠距離カードへの理解力が求められる戦闘と言えるでしょう。
以下更新中…
技術科学の階完全開放
おー魔弾さんだ。くらいの感じしかなかった気がする。
レティシア
レティシアも好きな幻想体。前作の厄介なハートは爆弾処理という形で再現されています。
攻撃を食らうと手札にプレゼントカードが追加され、
この微妙なカードを使わせられる以外は今までもこなしてきた多vs多なので、何度かやったらクリアできました。
この辺も「これカードゲームでやんの…すげえなあ…」ってずっと言いながらやってました。
文学の階完全開放
マジで記憶にない。黒鳥の元ネタのアンデルセン物語を知らないので…
戦った記憶も無いんだけど俺本当にこいつ倒したのか?
ただホドがアンジェラと分かり合えるよう、強い語気で語り合うシーンはかなりアツくて好きでしたのを覚えています。あんなにひどいことされてたのになあ。ホドはいい子や…
アルリウネ
前作のハイパーウンチョコピー幻想体。嫌いすぎてほとんど相手してなかったけど今作ではかなり印象的なボス戦でした。
数を減らすまでが勝負で、月桂冠を付与されたキャラ以外はダメージを与えられないのに、雑魚を量産してきて長期戦を仕掛けてくるこれまた害悪プレイ。
ボス単騎になりさえすればたまに打ってくる広域攻撃に気を付けて削りきるだけですが、とにかく硬くて強いボスでした。
イラストがかなり好みなんですけどアルリウネってこんなでしたっけ?前作はキモいマイリトルポニーみたいなやつでしたけど…
芸術の階完全開放
まず一発目からダカーポさん登場。およびじゃねえんだよ
相手は一切ダメージを受けないのでまずは耐久から始まりますが、広域ページを5枚使ってくるだけなのでまあなんとかなるでしょう。
その後は「笑い粉」のおかげでアルリウネがほぼ弱体化無しで出てくるのにそこまで被弾しない不思議な戦闘になります。
とにかく戦闘時間が長いのに、最後のダカーポの耐性がランダムで変化する嫌がらせで殺しに来ます。絶対負けたくなかったのでかなり考えながら1発勝利しました。
バトルのバランスが巧妙すぎるだろこのゲーム。
~中層へ続く~