のすのゲーム感想ブログ

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ブーブ(ブルーアーカイブ)最終章感想

文句なしにADVゲームとして面白かったです。舐めてました。

以下完全にネタバレしてますのでお気を付けください。

 

1~3章までの詳しい感想は以下リンクにて(全体公開してます)

fusetter.com

推しです。
アンドロイドシミュレーターとしてブルースタックスくんにお世話になりました。ちょくちょく落ちましたが…まあ無料ですし。

このゲームは僕が知る限り「ソーシャルゲーム」という媒体を活かした初めてのアドベンチャーゲームです。
クレジットカードを模した"大人のカード"によって自らが育成した生徒達で戦い、"アロナ"というOS上に存在する世界にて物語が展開していき、プレイヤーである"先生"は薄っすらとここがゲームの世界だということを匂わせられ続けます。
下手なことをすれば薄ら寒い設定と取られかねないこれらのメタ要素を、生き生きとした生徒たちの描写によって見事に描き切って居たことに敬意を表したいと思います。
少なくとも、「ソシャゲなんて」という印象を持っていたプレイ前とプレイ後ではその印象も全く違うものに変わりました。

ワイバーン

このゲームも最初から最後まで手放しで褒められたものではなく、1章アビドス編の合間合間に挿入される”お約束”のバトルは確実にテンポに悪影響を及ぼしていました。しかしながら、最終的に終盤のバトルはそれを逆手に取ったような”演出”として昇華しているのが素晴らしいです。エデン条約編4章のミカ乱入には度肝を抜かれましたし、そのあたりから必要最低限ながらも贅沢なバトルで物語を彩ってくれたと思います。課金させるために仕方なく存在する邪魔なものだったソシャゲの戦闘がここまで面白いものになるとは正直思いませんでした。
ペロロジラ戦の圧倒的な技術力による謎の特撮、シロコ*テラーにスキルを使う展開などブルーアーカイブならではの楽しさは他では味わえない味があると思います。

何を見せられてる?

ストーリー

まだまだ不明点や伏線が残されている事もありますが、最終編と銘打っておきながらやっていることは終始ファンサービスであったと感じました。もしくは劇場版。
各学園の参謀役が結集したら、戦闘狂の皆さんが共闘したら、コハルのピンチにミカが助けに来たら、アリスとケイが手を取り合ったら、リオとヒマリが(元々大好き同士とはいえ)仲直りできたら、トキのピンチにC&Cの先輩たちが助けに来てくれたら、フウカが爆走したら…そんなファンの「こうなったらいいな」がこれでもかと起こり続けるのが楽しくないわけがありません。ふせったーで語った通り、最終章に関してもソロ用のイベントがバランス調整不足であったり、気になるシーンもありましたが、楽しい盛り上がりが次々と起こるインド映画のようなゲームにそういった完成度の話は野暮でしょう。満足の一言で締めくくりたいと思います。

一番好きなシーン

まとめ

ストーリーだけ読めるとの触れ込みで始めましたが、結局は40Lv付近までレベリングしなければならないのは賛否あるでしょう。ですが、それも含めてブルアカのストーリーだと思いますし、なんの苦労もせず最終編の大人のカードのくだりをやられても少し冷めてしまうでしょうから、その苦労に見合う面白さは十分にあると思います。
しかしこのゲームは課金石を配りすぎではないでしょうか?自分は一円も使っていないのにそれなりにキャラクターがいますし、今の正月復刻では天井までガチャ回せました。最終章だけでまた1万石くらい貯まってるんですがいいんでしょうか?流石に申し訳ないので次回ミカがピックアップされたときはお金入れて回そうと思います。

なんかミカとかリオみたいな欠点だらけの人間臭いキャラが凄くよくないですか?
このゲーム…上手だね…