マーケットが開放されたのでクリアということで…
ちなみにおすすめしません
どんなゲーム？
リアル志向MMOFPS。敵を倒しながら物資を漁り、金を稼いで装備を整えるゲーム。
死んだら持ち物と装備をほぼ失う。
銃もカスタムしていないとまっすぐ飛ばなかったり反動がひどかったりとにかく面倒リアル志向
面白かったところ
真夏にぴったりのドキドキホラーゲーム！
ホラーといっても楽しいホラーではなくびっくり箱ホラー。偶然高いもん拾ってビクビクしながらゆっくりゆっくり帰ってあと1歩で帰れるというところで出口そばで待ってた人にショットガンで頭をコナゴナにされるドキドキを味わいたい人にぴったりのゲーム。
びっくり箱ホラーは好きじゃないけど、ここまでドキドキしながらやれるゲームもなかなかないのでこれは良いところだと思います。
Stardew Valleyのように黙々と一人で積み上げる達成感
自宅を整備すると工作が出来たりクールダウンが減少したりする。それのグレードアップに膨大な種類からピンポイントで素材アイテムを要求されるので、あと1個ホースが足りないよ～みたいな状況が多々あり、その素材をちゃんと持って帰れた時がとても嬉しい。使ってしまえばロストしないので、着々と整備できている感じが牧場物語やStardew Valleyのようでとても楽しかった。
近代のロシアというなかなかないロケーションと、トレーラー映画
内戦をきっかけとした都市封鎖地区内に取り残された傭兵が脱出を目指しているというお話らしい。隔離されているため外の情報が一切なく、クソみたいな店主達にバカみたいなお使いをさせられているけど仲良くなると愚痴を聞かされたり、他の店主と二者択一のクエストを受けさせられたり、非常に良くできていた。
特にトレーラーを兼ねた実写映画がたっぷり90分以上のボリュームで無料公開されており、これが非常に良くできていた。ドラマは徹底的に省き、多人数での銃撃戦を惜しみなく描写してくれていてこれだけで見る価値アリ。
ゲーム中のあるあるネタみたいなのも沢山あってそれがまた面白い。戦闘中（友達がDiscordで喋ってても）何も聞こえねえ～！味方なのか敵なのかわかんねえ～！グレネードこえ～！ここあのマップで見たことあるな～とちょっと見始めたら結局全部見ちゃったくらい楽しかった。儲かってこういう感じで還元してくれるゲームって最高だね
Escape from Tarkov. Raid. Episode 1. - YouTube
気に食わなかったところ
高い
最低6000円から遊べるけど、課金しないと倉庫が凄く小さくて物資がまともに保管できない。結局友達はみんな+12000円出して闇落ちエディションと言われているところまで課金していた。自分は悔しいから6000円でここまで遊んだけど、倉庫整理する時間を考えると最初から18000円払ったほうが良かったと思っている。ちなみに闇落ちの人も倉庫はすぐいっぱいになるっぽい。
18000円あったらもっと面白いゲーム沢山遊べるよね？なのでおすすめしません。
理不尽なほどの難易度と手間
・マジで敵がどこにいるかわからん。銃の反動（リコイル）もひどい。ランダムな弾詰まりまである。
・レイドごとにクソ広いマップのどこにリスポンするかある程度しかわからないのにミニマップやマーカーなんてもんはないので目印などを使って全景を覚えるしかない
・レベル20にならないとマーケットが使えないので、素材アイテム一つがどうしても出なくて進行が止まる。また、売っていいアイテムなのかどうなのかもわからない（倉庫はクソ狭いのに）
・装備のレベルが高いと安い弾は完全に無効化されるので、素人はほぼノーチャンス。一応防御できない耳や目はヘッドショット判定で一撃死なので近距離でショットガンを打つなどして一矢報いる可能性はあるが、稀だし運ゲー。FPSに自信があっても金持ちには勝てないバランスになっている。俺なんかFPSへたくそ人間なんだから特に辛い時間が長かったし、やっと集めた装備を今日始めた初心者に剥がされるなんてことも多々あった。
・なに？これは。なんの画面？
これが楽しい人いるんか？いるのか…
これらは本当に銃が好きで厳しければ厳しいほど燃えるというプレイヤーには逆に良い要素なのかもしれない。
実は完全ロストではない
”初心者でもワンチャン殺せば上位者の持ち込んだ超レアアイテムで一攫千金”というゲームだと思って購入したのだが、実はポーチという物の中に入っているものは死んでも落とさないという仕様（貧乏人Editionは2×2、闇落ちは3×3）だった。
なので、鍵や銃以外の小さい高額アイテムはすぐにポーチの中にしまわれてしまう。高額アイテムがドロップする場所で相手を倒しても、高額アイテムはポーチの中にあるため結局沸く場所が良い人のものということになる。銃一丁はどれだけ高くても100万ルーブルは超えないけど、以下のような超高額ドロップもあるのにこういったものは戦闘の戦利品にはならないというのが面白くなかった。結局戦闘をするメリットがクエストの達成くらいしか無い。逆を言えば高いアイテムを拾うとその瞬間爆益が確定するので気持ちいいというのはあった。
ポーチを持てない無料出撃モードで高額アイテムを拾った場合、一気に心臓に悪いゲームと化す。
ロードが長い
これが一番キツい。そもそも常時メモリを12GBほど食う重いゲームだけど、それとは別でロードが長い。PCスペックの問題ではなく、マッチングした十数名でよーいドンで始めるために一番低スペックの人のロードに合わせられるから発生する問題で、毎試合3～5分は待たせられる。また、何故かタイトル画面に戻ってくるのが非常に遅い。死んでタイトルまで1分以上操作不能状態で待たせられる。
さすがにもう慣れたけど序盤は令和にやるゲームか？となった。10秒で即死もよくあるゲームなのに…
結局どうなの？
おもんね～と言いつつあれだけ楽しみにしてたユナイトほったらかして2週間これしかやらなかったので察してください。MMOでレアアイテムのために雑魚を狩り続けたあの楽しさを思い出しました。
あと友達に協力してもらってクエストを勧めるのは普通に楽しかったのでやるなら誰か道連れを作ったほうがいいかなと思います。ただ、フレンドリーファイアがあるゲームなので気を付けてください。
結局20人くらいしか人（非CPU）は倒せなかったけど、その瞬間だけは耐え難い気持ちよさがあった。ざまあみやがれボケが！二度と逆らうなよ！
