イハナシの魔女を遊んで沖縄に行きたくなったのでいきました
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1日目
旅行前に画面が割れたスマホを買い替えたのだが、 その際kindleの設定等を忘れていたため、 飛行機で読もうと思って買っていた本が全て読めず、 また機内wifiを使うためにはANAアプリが必要というのを知 らなかったため全ての暇つぶしを封じられた。 旅行のために前日かなり寝ていたため眠って時間をスキップする訳 にも行かず、ひたすら雲を眺めていたが悪くない時間だった。
那覇は暑くもなく寒くもなく
1800円のバックパッカー向けドミトリーのチェックイン。 カプセルホテル形式ではあるが、 寝る場所はもちろん共有のシャワールームがとても清潔で驚いた。 鍵付きのロッカーも簡素なものではあるが大きめのバックパックが 入る大きさで、 これなら6000円のビジネスホテルに泊まる意味はほとんどない と感じた。次回からも活用して行く。
前回来たときにヤシガニを食べた居酒屋「美らさん家」で夕食。
昼飯を食べていなかったのでとても多くの品数を注文した。
このお店はハーフサイズで注文できるため、 前回来たときにおいしかったラフテーやソーメンチャンプルー、 寿司などを注文。
おそらく冬メニューだったので前回おいしかった大トロの味がする 謎の寿司は無かった。あれなんて魚だっけ?
お通し300円払ってるとは言え、もずく酢、パイナップル、 海ぶどう、シークワーサーと「サービスです」 と次から次へと出てくるお得感のあるお店なのでおすすめ。
ゆいレール旭川駅からも近いため、 那覇観光の際は立ち寄ってみてはいかがだろうか。
そして沖縄と言えばパチ屋。
07:00~24: 00と宮城県に並ぶ日本最長の営業時間を誇るため、 夕食後の指の運動にぴったりの施設となっている。しかし、 パチンコ業界の横並び規制のせいで、昔のような「 沖縄にしか存在しない謎の台」文化は消え去っており、 なんかよくわからん台を適当に打って負ける楽しさというのは味わ えなくなってしまったのが寂しい。
むちゃくちゃ勝った。
2日目
早朝の飛行機で石垣島へ
島までは1時間ほどで到着するが、 宮古島などの離島と違い石垣島はかなりの広さを誇るため、 レンタカーが無いと、石垣島本島を観光するのはかなり難しい。 この日は一人で見て回る事もあり、 乗ってみたかった電動バイクをレンタルした。
125ccのスクーターが6500円とかなり強気な値段設定では あるが、 このように島に点在する燃料電池をセルフサービスで入れ替える方 式となっており、ガソリン代が一切かからないのと、 単純に面白い体験だったのでむしろ安いまである。
ゆし豆腐のお店に行く予定がちょうど長期休暇で自分の徳の低さを痛感する。
代わりに入った地元民おすすめのヤギ料理専門店で山羊汁を注文。うーん...苦手かも。噛めば噛むほど絶大な旨味とうちの犬の味が同時に押し寄せてくる。価格も1500円となかなか
好きな人は好きそうなのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか
数少ない島の観光地である「やいま村」では、 当時の暮らしを再現した展示として赤瓦の古民家が点在し、 それ自体はよくあるものだったが、 リスザルが放し飼いにされているエリアは唯一無二の面白さがあっ た。
300円払うと係員のお姉さんにお椀を渡され、 その時点からリスザルが体をよじ上って椀の周りに集まってくる。 リスザルの手は赤ん坊の手のようにプニプニで触り心地が良い。 そして椀の中にエサのクルミを入れた瞬間、 周辺の木々から猿がブワァ~っとダイブ。 数十匹のリスザルに群がられ、ニンゲンが見えなくなり、 猿達が去った後は骨だけになっているようなそんな勢いでエサを奪 われる。 周りで見ている人もみんな爆笑している楽しい空間だった。
時間があればイベントエリアで民謡体験があったようだが、 時間があわなかったので割愛。
石垣島と言えど1月に手袋もせずバイクに乗るのはかなり舐めプだ ったようで、風が出てくるとかなり寒かった。
ウエットスーツの下に着るのに忘れてしまった水着と一緒に手袋を ローカル衣料店で購入。
今回の旅行はとにかく評判のいい宿を割引率の高い順で片っ端から 予約していて、2日目は「るらりや」というゲストハウスに宿泊。 ゲストハウスとはいえ鍵のかかる個室なので共有スペースがでかい ホテルって感じで快適だった。
予約サイトしか見ていなかったため場所が5日目に友人と行く予定 の川平湾付近で、4日目に泊まるホテルから徒歩3分。 友人と初見で楽しみたかったので川平湾観光はせずに、 近くにある展望台だけバイクで行って(これも凄い景色!)
オーナーから教えていただいた近くのステーキ屋へ行く事に
なんか東京の名店で修行された方の、「瞬間薫製」 という製法が売りのお店らしい。
超旨いレバー
人生で一番美味しいお肉。
肉だけで7980円とかなりの値段だったが、 昨日レムがたくさんお小遣いをくれたので実質タダ。
ジーマミー豆腐の揚出しなんてのもあった。美味
3日目
朝早いフェリーで西表島へ
電動バイク屋の開店がフェリー出発時刻より後だったので相談する と、「借りてきたところに置いておけば良いよ。 傷とかあったら西表からかえってきたら清算してね」 と言っていただけたので助かった。 のちに登録した店舗のラインから追加料金は無い事を告げられ一安心
フェリーはとてつもなく揺れる通称「ゲロ船」 とのことで酔い止めも用意したが、 そこまででも無かった印象である。酔い止めが効いていただけ? 1時間ほどで到着。
レンタカー送迎車のヘッドレストかわいい
西表島は実はめちゃくちゃデカく、 そのほとんどがジャングルで観光できる場所は東側の整備された道 路沿いだけ。
間違いなく日本で一番来るの大変な観光地の一つなので、 出来る限り漏れなく観光するつもりで来たが、 天気があいにくの雨。
浜辺系は寒さもあり、 あまり魅力を感じる事が出来なかったのが残念だったが、 西表野生生物保護センターという国の施設がとにかく素晴らしかっ た。
イリオモテヤマネコは絶滅危惧種であるが、 毎年道路に飛び出してきて数を減らしているらしく、 そういった悲しい事故が無くなるようにと展示物は恐ろしいほどの 作り込み。
死体を活用した剥製や、保護活動の概要、 鳴き声が聞けるコーナーや、 再現されたマーキングおしっこの匂いを嗅げるところまであり、 小さい施設ながら30分以上夢中で楽しむ事が出来た。 しかも無料。 施設から出た後は自然にスピードを落として運転するようになった 。
解説を聞きながらマングローブが密集するジャングルを遊覧船で見 学するツアーにも参加。
50年ほど前まで川の上流に集落があり、 そこから徒歩で1時間半かけて学校に通っていた人々が居るらしく 、今は増水により作物が壊滅したため住んでいないらしいが、 名残のある平地の案内など、 マングローブだけではない知識欲が満たされまくる面白さだった。 かなり濡れるのでレインコートは必須。
由布島という干潮時に歩いてわたれる島があり、 現在は観光資源化されている外周を歩いて30分ほどの小さな島な のだが、潮が満ちている時間帯は水牛車で渡る事が出来る。
働きたく無くて途中で少し戻ったり、 突然止まってもりもりウンコしたり(なんと海に垂れ流し!) 自由すぎる沖縄らしい面白さがあった。
現在これを書いている宿泊中のホテルは実は予定と違うホテルで、 前宿泊しようとしていた民宿スタッフから電話があり、「 親族にコロナが出たので泊まれなくなりました」 と断られてしまったため急遽予約したホテル。 ここもシーズン中は2万円以上するなかなかお高い宿なのだが、 1月は1万円弱で泊まる事が出来た。 宿の前は一面のオーシャンビューで、 波の音が心地よすぎてついた瞬間2時間ほど寝てしまった。
また、晴れていれば満点の星空が見れるとの触れ込みであったが、 現在も生憎の雨。 寝る前に少しだけでも良いから晴れてくれる事を祈っている。
ホテルで頂いた夕食はおしゃれタコライス