すごい！怖い！超面白い！
洒落怖テイストのホラーが大好きなので最高の味わいです。
『オカルト雑誌の寄稿』という形式なので、どこから読んでも1話完結でサクサク読めます。
フェイクドキュメンタリーQ、梨先生のSCP作品、そして00年代の洒落怖が好きな人にぴったりの味わいだと思います。読んだ後「えっ…キモ～」としか言いようのない気持ち悪い話ばかりで溜息が出ますが、前述した作品よりもオチまで描き切る作風なのがこの手のホラーにはなかなか無い率直さで面白いです。
現在完結しておらず、そこそこのペースで更新されています。ですが、1話完結のバラバラだった話はまるでモザイクアートのように全体像を明らかにしようとしています。今自分は目と口が見えてきたような状態で今すぐにでも読むのをやめないとヤバそうです。
我々ホラー好きは次の日ケツが痛くなるのわかっているのに食べるのを辞められない辛い物好きな人と同じで、夜道でビビり散らかすのわかってるのに読むのを辞められない悲しい生き物なのは自覚していますが、脳に快楽物質がドバドバ出ているのを感じる面白さです。
『インタビューのテープ起こし 2』が一番気持ち悪くて好きでした。
皆さんも是非追いついて呪いのライブ感を楽しんでみてください。
